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生命之旅

鸟吟檐间树,花落窗下书...

 
 
 
 
 

日志

 
 

夏の夜とフジ子.ヘミング (原)  

2009-08-03 12:45:46|  分类: 日文随笔 |  标签: |举报 |字号 订阅

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夏の夜とフジ子12539;ヘミング (原) - shinamon - 东京,今夜思绪舞起

私は、夏が好きだ。

とくに、夏の夜は、たまらなく好きだ。

時々、夜中に、ベランダーに出て、夜空を見上げる。遠い街から、都会の騒音が微かに

聞こえてきて、雲が目の前に静かに、どこかへ流れて行く、その時の心境は、まるで夢のようだ。

また、夜道を散歩するのも、自分の世界に向かう気持ちになる。

道端の樹の影と、人の家の玄関先に付いている明かりの中に、風がざわざわと、心地よい音を

鳴らす。その時、自分を存分に放任して、好きな人のこと、美しい風景や音楽を思い浮かべ

ら、軽やかに足を運ぶ。夢の中に運ぶ。日頃の悩みから離れて、現実をさっぱり、綺麗に

さよならする。

だから、夏の夜は、私にとって、ある種の魔法かもしれない。

                  夏の夜とフジ子12539;ヘミング (原) - shinamon - 东京,今夜思绪舞起夏の夜とフジ子12539;ヘミング (原) - shinamon - 东京,今夜思绪舞起

そんな魔法の夜には、もう一つの楽しみがある。深夜読書ということだ。

周りはシンと静まり返っている時、独りでソファーに寝転がって、クラシックの音楽を聴きながら、

いろいろな本を読む。本の世界に入る。考える。その時、もしいい本に巡り会えたら、

言葉で言い表せない喜びは、心地よい布みたいに、全身をやさしく包んでくれるようだ。

こころは踊る。

言ってみれば、尊敬できる、共感できるまた好きになれる人に出会う瞬間、のようなものだ。

 

夏の夜とフジ子12539;ヘミング (原) - shinamon - 东京,今夜思绪舞起

 

一昨日の夜、つい、このような本に巡り会えた。

フジ子.ヘミングの「わが心のパリ」と「耳の中の記憶」という本だった。

手元に、彼女のエッセイの「魂のことば」ともう一冊の自伝書はまだ読んでいないが、

あまりの感動で、思わず目が潤んで、胸がいっぱいになった。

その夜、夢まで自分のため息が聞こえていた。

 

フジ子.ヘミングのことを知ったのは、彼女の演奏した「奇跡のカンパネラ」というCDだった。

ジャケットの写真を見て、「しぶいおばあさんだね」と、彼女の曲を聴いてみることにした。

が、その音と表現の華麗さにびっくりしてしまった。洒落た個性的な音を出すピアニストだろう

想像していたが、全然違っていた。その夜に、彼女が演奏したリストの「ラ.カンパネラ」

「ハンガリの狂詩曲」に、すっかり魅了されて、何時間も聴き惚れていた。夏の夜とフジ子12539;ヘミング (原) - shinamon - 东京,今夜思绪舞起

透き通ったピアノの音には、聞く人のこころを深く打つ美しさがあるだけではなく、

ほかのピアニストにない、もっと大きな何かがあると、われながら、少しは感じていた。

だが、あれは何なのかが、彼女の本を読むまで、全然知らなかった。

 

数日後、図書館で彼女の本を見つけた。夢中に、夜中まで読んでいた。

その時、過酷の運命の中に歩き、こころを音にして、人生を弾いているのだ、と分かった。夏の夜とフジ子12539;ヘミング (原) - shinamon - 东京,今夜思绪舞起

 

夏の夜とフジ子12539;ヘミング (原) - shinamon - 东京,今夜思绪舞起

 

「人はみんな、運命の下で生きている」、とフジ子.ヘミングさんが言う。

まさに、その通りだ。日本人ピアニストの母親とロシア系のスヴエーデン人建築家の父親を持つ、

彼女の運命は過酷なものだった。

 

「….幼い頃聞いた母のヒステリックな金切り声からはじまり、国籍を持っていなかったがために

なかなか海外留学できずに鬱々と過ごした若き日々。そして、成功を目前にして聴力を失った

70年代。クリスマス?イブにふとラジオから流れてきたバーンスタインの「マーリア~、

マーリア~」という曲に胸が引き裂かれる思い出、独り大声で泣いたこともきのうのことのよう。

さらに海外で貧困ゆえに途方に暮れた時代…」が書いたように、パンを買うお金がなくて、

一週間、水だけ飲んでいたことがあるという。夏の夜とフジ子12539;ヘミング (原) - shinamon - 东京,今夜思绪舞起

女嫌いのゲイに惚れて、明日、パンを買うお金がないにもかかわらず、空腹を抱えて、最後の

お金でクリスマスのプレゼントを買って、その人の家に行った。食卓に、ご馳走がたくさん並んで

いたが、彼女に出された食べ物は、黒焦げたビスケットだけだった。

それでも、彼女は「貴族のように、微笑んで」、決して、食べ物に手を出さなかったという。

 

祖国もなく国籍もなく、そして夢もなく、彼女はずっと、貧困の底で、ヨーロッパを流れ歩いた。

明日はどうしょう。これから、どうやって生きていくのか、と心配で心配でこころが塞いだ。

不安に絶望につぶされそうな時期が長かったが、彼女は決してこころまで貧乏にならなかった。

そんな彼女には、晩年に、やっと春が訪れた。夏の夜とフジ子12539;ヘミング (原) - shinamon - 东京,今夜思绪舞起

 

夏の夜とフジ子12539;ヘミング (原) - shinamon - 东京,今夜思绪舞起

 

「不幸の分だけの幸せは、きっとある」と彼女がいう。

「神様は私のことを、思い出してくれた。だから、今は幸せだ。」

「幸せというのは、多くを持つことによって、得られるものではない。今持っているもので、

得られるものよ」だから、彼女は「今日も、一所懸命生きよう」としている。

「私の音を聴いて…幸せになってくれたら、私も救われるから..」と彼女は言う。

 

彼女の本を読み、ますます彼女の音楽に、心夏の夜とフジ子12539;ヘミング (原) - shinamon - 东京,今夜思绪舞起が奪われていく。

だから、今夜も、彼女の曲を聴こう。彼女の本を読もう。彼女の心を感じ、涙を流そう。

 

夏の夜とフジ子12539;ヘミング (原) - shinamon - 东京,今夜思绪舞起

                                    

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